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終活事業で成長中の鎌倉新書 今後の動向を分析してみた

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こんにちはsyouです。

 今回の銘柄分析は鎌倉新書です。

 

 業務内容

業務内容は葬儀、仏壇、お墓のポータルサイト運営、紹介手数料と広告が収入源。月刊『仏事』など関連出版も手掛ける企業です。

 

 清水社長もおっしゃられておりますが、超高齢化社会と言われている中ですので、当然亡くなられる方も今後増えていくことが予想されます。

 

「これからは高齢者比率が上がっていく。死亡者の数も2%くらいづつ増えていく。現在毎年136万人が亡くなっているが、170万人くらいまで増加するので、事業機会は増えていくだろう」(清水社長)

 https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1906/18/news003_2.html

 

このように、人の死に関する業務を行っている企業あり、今後注目されれば利益に現れてくるのではないかと考えております。

 

 

 指標関連

8/30時点で株価は 1664円

PER  108.76倍 PBR 23.94 倍 ROE22.3%

指標を見てみるとPER,PBRともにかなり高く割高と呼ばれている状態ではないでしょうか。

 

自己資本比率も85.6%とかなり高いのは安心ですね。

 

配当予想が3~4円と、優待もなく利回りが0.18%とかなり低いですね。

 

 

貸借倍率が0.53倍と信用買残よりも信用売残の方が高い銘柄となっておりますので、将来の買いの力を貯めていると言ってもよいのではないでしょうか。

 

次に空売り機関の動向を見ておきましょう。

6184 (株)鎌倉新書の空売り残高情報

空売り機関としては、GOLDMAN SACHSとMerrill Lynchが入っていますが、8月は大体買い戻されています。

目先は簡単には下がらないのではないでしょうか。

 

過去5年成長率

バフェットコードより成長率を見ていきましょう。

 

鎌倉新書の企業情報 - 6184 / 東証1 / サービス業 | バフェット・コード

売上5y実績30.8%

営利5y実績37.3%

純利5y実績47.1%

と毎年着実に売り上げも利益も伸ばしている素晴らしい企業だと思います。

 

株価的にはここ1年は騰がったり下がったりしておりますが、中長期的に見れば業績に伴って、アップトレンドとなっています。

 

今後のシナリオ

さて、Newsと言えば5/30に「いい生前契約」のサービス提供開始を発表していました。

 

死後の手続きを託す人がいない「おひとりさま」の終活における課題「葬儀・お墓・死後事務」の手続きをサポートする「いい生前契約」のサービス提供開始を2019年6月18日に控え、本日2019年5月30日から予約受付を開始しました。

https://www.atpress.ne.jp/news/185079

死に関する不安を生前にサポートしようといった内容ですね。

私の祖母も死んだ後に迷惑はかけたくない!とよく言っておりますし、終活という言葉も聞く機会が増えてきましたので、このサービスも需要があるのかな考えております。

 

 

しかしながら、20年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比60.0%増の1.2億円に拡大していたにもかかわらず、材料出尽くしということで決算後は売り込まれていました。

そこからは、一旦持ち直してはいますが、2Qの決算が来月9/12と迫っております。

 

 

 

決算後、よっぽど好決算ではないとこの銘柄の株価は上がらないような気がしますが、今後の成長性はあると思いますので、ホールドしようと思います